目次
008.電子工作用ジャンパー線とAWGメモ
2026-08-23 Grokさん参戦(電流容量目安を追加)電線の話なのに電流の話が無いなんて!!
2026-08-22 Copilotさんにまとめてもらった。
電子工作キット付属のジャンパー線
一般的なArduinoやRaspberry Pi向けスターターキットに付属するジャンパー線は、主に以下の仕様である。
- Dupont(デュポン)タイプ
- 2.54mmピッチコネクタ
- AWG28前後
- より線(Stranded Wire)
オス-オス、オス-メス、メス-メスの3種類が存在する。
安価な製品では純銅線ではなくCCA(Copper Clad Aluminum:銅被覆アルミ線)が使われる場合もある。CCAは純銅より電流容量が低くなるので注意。
コネクタ無しで電線だけ買う場合
電子工作用途でジャンパー線に近いものを購入する場合は以下が候補となる。
- UL1007 AWG28
- UL1429 AWG28
- 耐熱電子ワイヤ AWG28
電子工作用途ではAWG28が一般的であり、取り回しと電流容量のバランスがよい。
ChatGPT突っ込み
「範囲広すぎ。自分で切ってコネクタ付きジャンパ線的用途なら単線のAWG22あたりが定番だぞ?」
用途別のおすすめ太さ
| 用途 | 推奨サイズ | 目安電流(短距離・純銅) |
|---|---|---|
| Arduinoやセンサ信号線 | AWG28 | 0.5〜1A以下 |
| ケース内配線 | AWG26〜28 | 1〜2A程度 |
| 電源配線 | AWG22〜24 | 3〜7A程度 |
| モータや比較的大きな電流 | AWG18〜22 | 7〜16A程度 |
※ 上記は一般的な目安。実際には流す電流・配線長・周囲温度によって選定する事。
電流容量の目安(追加)
電子工作のジャンパー線・フックアップワイヤは短い距離(数十cm以内)・開放空間で使うケースが多いため、NEC : National Electrical Code(全米電気工事規程)の保守的な「電力伝送」値ではなく、Chassis Wiring(シャーシ配線)の値を参考にするのが現実的。
純銅線・短距離・単線または緩い束の場合の目安(連続使用)
| AWG | 断面積(約) | Chassis配線目安 | 実用的な安全目安(電子工作) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 30 | 0.05 mm² | 約0.9A | 0.3〜0.5A | 非常に細い |
| 28 | 0.08 mm² | 約1.4A | 0.5〜1.0A | ジャンパー線の定番 |
| 26 | 0.13 mm² | 約2.2A | 1.0〜2.0A | ケース内配線に便利 |
| 24 | 0.20 mm² | 約3.5A | 2.0〜3.0A | 信号+軽電源 |
| 22 | 0.33 mm² | 約7A | 4〜6A | 電源線向き |
| 20 | 0.52 mm² | 約11A | 7〜9A | — |
| 18 | 0.82 mm² | 約16A | 10〜14A | モータ・比較的大電流 |
注意点
- CCA線は純銅の7〜8割程度の容量と考えた方が安全。
- 長い配線や密に束ねた場合は、熱がこもるため上記よりかなり低めに抑える。
- 電圧降下も重要です。特に5V系で長い距離を流す場合は、AWGを1〜2段階太くする方が安心。
- 絶縁体の耐熱温度(通常80〜105℃)や周囲温度によっても変わる。
- 瞬間的なピーク電流は上記より高く取れるが、連続使用を前提に選定するのが基本。
単線とより線の違い
単線(Solid Wire)
特徴
- 芯線が1本
- 硬い
- ブレッドボードに挿しやすい
- 配線形状を保持しやすい
用途
- ブレッドボード上の配線
- 配線をきれいに整理したい場合
より線(Stranded Wire)
特徴
- 細い導体を複数束ねている
- 柔らかい
- 断線しにくい
- 取り回しが良い
用途
- Arduinoと周辺機器の接続
- ケース内部配線
- 可動部のある配線
電子工作キットに付属するDupontケーブルは通常こちらのタイプである。
AWGとは
AWG は
American Wire Gauge
の略であり、北米で広く使われている電線サイズ規格である。
一般的な呼び方の例
AWG28
↓
エーダブリュージー にじゅうはち
AWGの特徴
AWGは数字が小さいほど太い。
| AWG | 太さの印象 |
|---|---|
| 30 | 細い |
| 28 | ジャンパー線でよく見る |
| 24 | やや太め |
| 22 | 電源向き |
| 18 | かなり太い |
18AWGは太すぎるか?
ジャンパー線の代わりとして考えると、AWG18はかなり太い。
デメリット
- かさばる
- 曲げにくい
- 小型基板で扱いにくい
- Dupont端子の圧着対象外になることが多い
Arduinoやセンサ配線用途であればAWG24~28程度の方が扱いやすい。

青色ケーブルが AWG18、赤色ケーブルが AWG28、緑色ケーブルがAWG28ヘッダ付きジャンパー。
AWG18が電子部品に対して確かに太い。
「28ゲージ」は通じるのか
電子工作や電線の文脈であれば「28ゲージありますか?」でAWG28と理解される事が多い。
ただし一般用途ではAWG・sq(スケア)・mm²など複数の規格があるため、購入・発注時は「AWG28 より線」「UL1007 AWG28」などと明示するのが確実。
ChatGPT突っ込み
Copilotさん、「1sq = 1mm² 」やで?規格と勘違いしてはりますなぁ
実務上のおすすめ表現
会話
「24ゲージだと太いかな 28ゲージにしようかな」
購入・発注・検索
「AWG28 AWG28より線 UL1007 AWG28 UL1429 AWG28」
こちらの方が確実である。
