目次
001.糖尿病の自分用メモ
2026-05-17 新たに処方された薬の情報を追加。
2026-03-08 糖尿病に関して自分の参照用メモ。
当然、記述内容が正しい事は保証しない。正確な情報は病院や専門家に相談して得よ。
糖尿病の具体的な内容
発生事象
直接の事象は以下。
- 空腹時の血糖値が126mg/dL以上になる。
- 血中に残っている糖質(ブドウ糖、血糖)を腎臓(じんぞう)が吸収処理しきれず糖が尿に出る。
※血糖値180mg/dL以上
この状態(血糖が高い濃度で血中に存在し続ける状態)が続くと、血糖が血管内に傷を付けてしまう。
細い血管が傷つくことで、
- 神経障害(血管・内分泌・腎臓の障害)
- 末梢神経障害
- 手足のしびれ
- 痛み・感覚の鈍化
- 自律神経障害
- 便秘・下痢、起立性低血圧
- 網膜症(網膜の毛細血管の障害)
- 視界不良
- 視力の低下
- 失明
- 腎症(腎臓の障害)
- 細かい血管に障害が起き腎機能の低下
- 尿に蛋白が出て進行すると人工透析が必要
が発症する。三大合併症と言われる。
この順で発症する可能性が高く「し(神経症) め(網膜症) じ(腎症)」と略されて呼ばれる。
太い血管が傷つくことで、動脈硬化が促され、
- 脳血管障害
- 脳梗塞
- 脳卒中
- 心疾患
- 心筋梗塞
- 狭心症
- 末梢動脈疾患
- 壊疽
が発症する。
発生原因
食物から摂取した糖質を、膵臓(すいぞう)から分泌するインスリンを使って細胞に取り込むが、
- 何らかの理由でインスリンが生成されない
- 何らかの理由でインスリンの分泌量が少ない
- 何らかの理由でインスリンの効きが悪い
上記のような理由で処理しきれなかった糖質が血中に残る。
インスリンが生成されない場合を1型糖尿病、他の場合は2型糖尿病、としてカテゴライズされる。
※4種類のカテゴライズもあるようだが確認していない
1型の場合は、そもそもインスリンが生成されないので糖質の処理ができない。
2型の場合は、体内で分泌されるインスリンの量では摂取した糖質を捌ききれない。
インスリンの効きが悪い
細胞に対するインスリンの作用が弱くなる状態を「インスリン抵抗性」と呼称する。
内臓脂肪から分泌される成分がその原因の一つとなる。
インスリン自体の問題ではなく、ストレスのかかった脂肪細胞から分泌される遊離脂肪酸(FFA)と炎症物質(サイトカイン)がインスリンの動作を阻害している状態。
※遊離脂肪酸が分泌されると脂肪組織の炎症を引き起こし、炎症物質が更に生成される。
| 分泌成分 | 振る舞い |
|---|---|
| 遊離脂肪酸(FFA) | 細胞に内でインスリンの指示を阻害して結果GLUT4の働きを低下させる。GLUT4はブドウ糖を取り込むためのタンパク質。 |
| 炎症物質(サイトカイン) | インスリンが細胞に対する指示「ブドウ糖を取り込め」を阻害する。 |
遊離脂肪酸がブドウ糖の取り込み成分の働きを妨害し、炎症物質が取り込み指示を無効化している。
上記を「ブドウ糖取り込みのドアの鍵が開かない状態」と例える事がある。
GLUT4
GLUT4はインスリンによって細胞膜を通してブドウ糖を運ぶ膜タンパク質(輸送体)。
普段は細胞膜におらず、インスリンによる指示(刺激)で膜表面に出現する。
対応
1型の場合は、体内でインスリン自体が生成されない状況なので、インスリン注射等で外部から補充して対応する。
2型の場合は、血糖値が適切に保たれるように制御する。
- インスリンの処理能力に見合うように、食事量・質の制御で摂取する糖質量を制御する。
- インスリンの処理能力に見合うように、運動で糖質をエネルギーに変えて血中の糖質量を制御する。
- インスリン注射によりインスリンの量を増やして糖質の処理量を嵩上げする(インスリンの効きが悪い場合はこれ?)
この三点を組み合わせて血糖値を制御する。
自覚症状
自覚した時点で糖尿病を患いかなりな期間が経っていると考えられる。
| 症状 | 説明 |
|---|---|
| 喉の異常な乾き | 糖尿病の典型的な症状。排尿のために水分を必要としている。 |
| 排尿回数増加 | |
| 倦怠感 | インスリンが働かないので、エネルギー源として糖質の取り込みができていない可能性がある。 |
| 異常食欲 | |
| 視力障害 | 血糖が血管を傷つけて起きている可能性がある。 |
| 神経痛 |
シックデイ
体調不良などで薬剤等による血糖値コントロールができない状態をシックデイと呼称する。
※例:食事ができないのでインスリン注射ができない
食欲がなくても消化の良いものを摂取して、注射を中止する事をしてはならない。
※血糖値が上がってしまう結果になる
注射や服薬について疑問や判断に迷う場合はすぐ医師へ相談。
※受診予約するような余裕がない場合はどうするか?
低血糖
血糖値が70mg/dL以下となる場合、低血糖と呼ばれる状態。
※正常な場合の数値下限も70mg/dLとあるが、おそらく境界値という意味合いと思われる
- 70〜50mg/dL
症状:空腹感・脱力感、冷や汗・動悸・顔面蒼白、手指の震え
- 50〜30mg/dL
症状:頭痛・悪心(おしん、吐き気やむかつきの事)、生あくび・眼のかすみ
- 30mg/dL未満
症状:痙攣・昏睡、ろれつが回らない・意識がはっきりしない
対処
最初に、すぐブドウ糖を摂取する。
- ブドウ糖を10〜20g摂取する。
- ブドウ糖入りジュース(コーラ、サイダー等の砂糖入り)を200cc摂取する。
- 糖分を含んだものを摂取(カロリーオフやゼロのもの、人工甘味料のものは改善しない)
その後、症状が改善するまで安静にする。ブドウ糖やジュース以外で糖分を摂取した場合、回復には時間がかかる。
繰り返し低血糖になる場合は受診必須。
薬剤
インスリン
膵臓(すいぞう)から分泌される、血糖値を下げる唯一のホルモン。
インスリン製剤
これを皮下注射する事でインスリンを補う。
超速効型、速効型、中間型、持効型、の種類がある。
インスリン注射タイミングで使うインスリン製剤の種類が変わる。
| 種類 | タイミング | 商品名 |
|---|---|---|
| 超速効型 | 食事の直前 | インスリン アスパルト |
| 持効型 | 一定間隔(時間) | インスリン グラルギン |
※この表はこのメモ作成者が処方されているもの
マンジャロ
チルゼパチド。
2型糖尿病の治療薬。
小腸から分泌されるホルモンGIPおよびGLP-1に作用する。
結果、血糖依存のインスリン分泌を促進し(この効果をインクレチン効果と呼称する模様)し、胃の動きを抑制して食べ過ぎを抑止、満腹中枢に作用して食欲を抑止、脂肪分解を促進する。この総合的な作用により血糖値改善がもたらされる。
アテオス
週1回の皮下注射を行う、専用注射器に入った薬剤。
マンジャロ皮下注アテオス
※「当てて押す」から「アテオス」だそうな。先生がMRさんから聞いたお話
同一薬効成分の他薬剤が「肥満症」の治療薬として承認されている。
体重を大きく減少させる効果もありダイエット関係でも使われるとか。
メトグルコ
メトグルコ
一般名:メトホルミン塩酸塩
主に2型糖尿病の治療に使用されるビグアナイド系血糖降下薬で、肝臓(かんぞう)での糖新生(とうしんせい、糖質以外からブドウ糖を生成)の抑制、筋肉での糖利用を促進、する。
インスリン分泌を促進しないので低血糖を起こしにくい。
腎機能・肝機能に問題がある場合は利用できない。
ビグアナイド系
ビグアナイド系薬剤は、肝臓での糖新生を抑制し、筋肉でのインスリンの効きを良くする2型糖尿病の第一選択薬(推奨され最初に選択するべき薬)。
- 肝臓での糖新生抑制
- インスリン抵抗性改善(骨格筋で糖の取込みを促進)
- 腸管からの糖吸収抑制(食後の急激な血糖上昇を抑える)
ピタバスタチン
横紋筋融解症 一般社団法人 日本救急医学会一般向けホームページ:用語委員会
ピタバスタチンCa錠
一般名:ピタバスタチンカルシウム水和物
肝臓でコレステロール合成を阻害し、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを低下させるHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系)。
高コレステロール血症や家族性高コレステロール血症の治療に用いられ、通常は1日1回1〜2mg(最大4mg)を服用する。
- 肝臓のHMG-CoA還元酵素を阻害し、コレステロールの合成を抑えて血中脂質を低下させる。
- 成人は通常1日1回1〜2mg。最大4mgまで増量可能。
- 主な副作用には発疹、かゆみ、筋肉痛、胃不快感、倦怠感など。
- 妊娠中や授乳中は禁忌。
肝臓で必要なコレステロールの合成を阻害すると、肝臓は血液中のコレステロールを集めようとする。結果血中のコレステロールが減少するという理屈。これは薬を飲んですぐ効能が現れる訳ではないので、一定期間服用が必要。
服用から12週間以内に血液検査を行い、有意なコレステロール減少が認められない場合は服用を中止する。
副作用に横紋筋融解症が現れる場合がある。※Youtubeで「筋肉が溶ける」と煽るタイトルが多い。
筋肉痛、脱力感、倦怠感、は横紋筋融解症起因の可能性があるので主治医に相談が必要。
HbA1c
日本人間ドック・予防医療学会 - 【会告】血糖に関する判定区分の改訂(2026年4月施行)
国立循環器病研究センター - HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに?
赤血球中のヘモグロビンが血液中のブドウ糖と結合したものを糖化ヘモグロビンと称し、全ヘモグロビン量に対する糖化ヘモグロビンの割合(%)がHbA1cとなる。
検査直前の食事や運動の影響を受けにくく、慢性的な高血糖状態を判断できる。
平均血糖値は、過去1~2ヶ月の平均的な血糖値から計算する。しかしそれでは計測が可能になるまで時間がかかり過ぎる。
だが、赤血球の寿命は120日で赤血球に含まれる糖化ヘモグロビンは元のヘモグロビンに戻る事が無いから、赤血球内のヘモグロビンは過去の血糖状態を保持していると考えられる。
つまり赤血球内のヘモグロビンの状態を過去1~2ヶ月の血糖の状態として代替できるので、HbA1cから平均血糖値を推計できる、という事らしい。
計測に必要な血液の量は一般的に全血で約2.0mL。
血管の中を流れている状態と同じ「液体成分(血漿)」と「細胞成分(赤血球・白血球・血小板)」がすべて混ざった状態の血液を全血と呼称する。
計測時は、採取した血液中の赤血球を壊してヘモグロビンを抽出し、糖化ヘモグロビンの割合を調べる。
HbA1c = 糖化ヘモグロビン量 ÷ 全てのヘモグロビン量
2012年4月より、国際的に広く使用されている「NGSP値」が日本でも採用されている。旧表記の「JDS値」に0.4%を加えるとほぼNGSP値となる。
基準値(NGSP値)
| 状態 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 正常 | 5.5%以下 | 検査機関により 4.6〜6.2% の基準範囲がある |
| 要注意 | 5.6~5.9% | 糖尿病のリスクあり、詳しい検査推奨 |
| 糖尿病の疑い | 6.0~6.4% | 糖尿病否定できない |
| 糖尿病型 | 6.5%以上 | 糖尿病の診断基準(他の検査と総合判断) |
この値から平均血糖値を推定できる。
平均血糖値 = (28.7 × HbA1c) - 46.7
| HbA1c | 推定平均血糖値 |
|---|---|
| 6.0% | 約126 mg/dL |
| 6.5%: | 約140 mg/dL |
| 7.0%: | 約154 mg/dL |
| 8.0%: | 約183 mg/dL |
数値
| 事象・事項 | 血糖値 | 備考 |
|---|---|---|
| 低血糖状態重度 | 30mg/dL未満 | 痙攣・昏睡、ろれつが回らない・意識がはっきりしない |
| 低血糖状態中度 | 30〜50mg/dL | 頭痛・悪心(おしん、吐き気やむかつきの事)、生あくび・眼のかすみ |
| 低血糖状態軽度 | 50〜70mg/dL | 空腹感・脱力感、冷や汗・動悸・顔面蒼白、手指の震え |
| 空腹時血糖値 | 70〜99mg/dL | 健康な人の平均は70-99mg/dL程度で、110mg/dLはすでに“境界型(高め)“、と どこかのAIさんに言われちゃった |
| 空腹時血糖値 | 110mg/dL | このドキュメント作成者の場合 ※先生に「110mg/dLとしてください」と言われちゃった |
| 空腹時血糖値(糖尿病) | 126mg/dL以上 | 糖尿病判定! |
| 合併症予防目標血糖値 | 130mg/dL未満 | 空腹時血糖値。食後2時間の血糖値は 180mg/dL未満を目標にする。 |
| 尿に糖が出る血糖値 | 180mg/dL以上 | 人によりこの数値以下でも出る場合があるし、この数値以上なのに出ない場合もある |
どこかのAIさんの根拠資料のリンク ※リンク先ページのPDFに記載あり
https://www.ningen-dock.jp/10606
イラストについて
2026-3-12
ChatGPTさんの限界が見えた気がする。画像の文言の改善は望めそうもないから雰囲気ということで
2026-3-11
ChatGPTさんが頑張ってくれました。もう少しアップデートが入る予定
