目次

偽装ちゃんと棒読みちゃんの同時利用例

2022/08/09
第3版

概要

棒読みちゃんと偽装ちゃんを同時に使用しないのであれば本ページの参照は不要です。

連携の仕組み上、棒読みちゃんと偽装ちゃんは同時に使用できません。
ですが、棒読みちゃんβ版を使うなら色々設定が必要ですが同時利用が可能になります。

コメントビュアーやゆかりねっとのようなツールが棒読みちゃんとどうやって連携しているかを理解している人は読み進めてください。
連携方法の理解が無いと意味が分からないまま同時利用可能設定を実施することとなりトラブルの元になります。

前提

棒読みちゃんβ版を利用します。β版はIPC,Socket,HTTPの通信をそれぞれON/OFFできるようになっているので偽装ちゃんと組み合わせし易いのです。

Ver 0.1.11.0 beta21 Ver 0.1.10.0

同時に使用する方法

棒読みちゃんβ版と偽装ちゃんそれぞれが利用するリソースを、IPC連携、Socket連携、HTTP連携、で被らないように設定する事で同時利用が可能です。

要は、

するだけの話です。

利用者は、

を理解している必要があります。

同時起動例1

Socket通信で連携するアプリで偽装ちゃんを使い(64bit版音声合成製品を使うため)、IPC通信で連携するアプリには棒読みちゃんを使う。

  1. 最初に棒読みちゃんβ版だけ起動して、IPCを有効、Socketを無効にします。設定後、棒読みちゃんを再起動してください。


     
  2. 次に偽装ちゃんを起動します。棒読みちゃんβ版のIPCが有効なため、IPCは無効にされます。Socket(50001)を有効状態にしたら準備完了です。

     

同時起動例2

IPC通信で連携するアプリで偽装ちゃんを使い(64bit版音声合成製品を使うため)、Socket通信で連携するアプリには棒読みちゃんを使う。

  1. 最初に棒読みちゃんβ版だけ起動して、IPCを無効、Socketを有効にします。設定後、棒読みちゃんを再起動してください。

     
  2. 次に偽装ちゃんを起動します。Socket(50001)を無効状態にしたら準備完了です。

     

同時起動例3

棒読みちゃんをAssistantSeikaで制御する。

  1. 最初に棒読みちゃんβ版だけ起動して、IPC、Socket、HTTPを無効にします。設定後、棒読みちゃんを再起動してください。

  2. 次にAssistantSeikaで棒読みちゃんを認識させます。
  3. 次に偽装ちゃんを起動します。IPC,Socket(50001)を有効状態にしたら準備完了です。

偽装ちゃん経由で棒読みちゃんを操作する例