目次

001.SQLでデータベーステーブルの縦・横変換

2026年06月15日
なんか未だに参照されているし、「説明用の図を追加した方が分かり易くない?」と言われて追加してみた。

2006年07月10日
クエリを思いつかなかった子のために。これはあくまでヒントだぞ。
以降の例では Oracle9iリリース2で説明しています。

テーブルの横→縦変換

データベースのテーブルには、何故か無駄に横長のものがあったりします。 ホスト時代のデータセットイメージをそのままテーブルフォーマットにしちゃったようなやつですね。項目名に「FILLER1」とか名前がついている( ̄▽ ̄;

この資料を書いた当時は、少なくとも私が所属していた部署では順編成ファイルからデータベースへ格納場所を移動し終えて少し経った、くらいの時期。
あとから項目追加などができるように予備項目を持たせてた事も多かったので、当時の設計担当者がテーブル定義もその感覚で追加してたんだと思う。
※後から項目の追加削除ができるなんてわからなかったんだと思う。

こんなテーブルがあるとします。

 SQL> DESC 売上ランキング横;
  名前                         NULL?    型
  ---------------------------- -------- --------------------------
  売上年                                VARCHAR2(4)
  1位製品                              VARCHAR2(10)
  1位売上                              NUMBER(5)
  2位製品                              VARCHAR2(10)
  2位売上                              NUMBER(5)
  3位製品                              VARCHAR2(10)
  3位売上                              NUMBER(5)
  4位製品                              VARCHAR2(10)
  4位売上                              NUMBER(5)
  5位製品                              VARCHAR2(10)
  5位売上                              NUMBER(5)
 
 SQL>  SELECT * FROM 売上ランキング横;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

みかん強いですねー。売上げの単位は何円なんだろう。さて。

 先輩:「あのさ、1レコードに製品一つだけのテーブルを作ってよ。プリンタ、桁が少ないんで横長で出すの無理なんだわ」
 後輩:「どんなおもちゃ使ってるんです」
 先輩:「うるさい早くやれ」

 SQL> DESC 売上ランキング縦;
  名前                         NULL?    型
  ---------------------------- -------- --------------------------
  売上年                                VARCHAR2(4)
  順位                                  NUMBER(1)
  製品                                  VARCHAR2(10)
  売上                                  NUMBER(5)
 
 SQL>

テーブルはこんなものでよいでしょう。
さて、売上ランキング横 → 売上ランキング縦 へどうやって変換しますか?
Excelに落としてカット&ペーストで変形する?ご冗談を(^^
まぁレコード数少ないんでそれでもいいですけど、もし「売上年」が「売上年月日」だったらどうします?1000レコード超えますぞ。

2026年現在、性能問題等よほどの理由が無いと横に持たせる構造のテーブルは作らない(当然)
正規化された、結果として 売上ランキング縦 の形で情報を保持する。
決して「プリンターの桁が少ない」からという理由での適用は無い(と思いたい)

SQL

実際にはこんなSQLで変換できます。

 SQL> INSERT INTO 売上ランキング縦
   2    SELECT *
   3      FROM (
   4                  SELECT 売上年, 1, "1位製品", "1位売上" FROM 売上ランキング横
   5            UNION SELECT 売上年, 2, "2位製品", "2位売上" FROM 売上ランキング横
   6            UNION SELECT 売上年, 3, "3位製品", "3位売上" FROM 売上ランキング横
   7            UNION SELECT 売上年, 4, "4位製品", "4位売上" FROM 売上ランキング横
   8            UNION SELECT 売上年, 5, "5位製品", "5位売上" FROM 売上ランキング横
   9           )
  10  ;
 
 15行が作成されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM 売上ランキング縦 ORDER BY 売上年, 順位;
 
 売上       順位 製品             売上
 ---- ---------- ---------- ----------
 2004          1 みかん             40
 2004          2 りんご             37
 2004          3 ばなな             24
 2004          4 すもも             15
 2004          5 ぶどう              5
 2005          1 みかん             60
 2005          2 ばなな             30
 2005          3 りんご             29
 2005          4 すもも             10
 2005          5 ぶどう              3
 2006          1 みかん             90
 2006          2 まんごー           88
 2006          3 さくらんぼ         70
 2006          4 ぶどう             10
 2006          5 めろん              6
 
 15行が選択されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

単に縦長にして結果を見たいだけならSQL最初の“INSERT INTO 売上ランキング縦”はいらないです。 FROM句のサブクエリとして SELECT 文を横項目の数だけ書き連ねます。 一見面倒に見えますが、Excelの切り張りをすることを考えたら全然楽です。

今なら、サブクエリにせずWITH句を使ってCTE(共通表式)を利用するのが、やろうとする事を明瞭に出来て良いと思う。

WITH
 M AS (
       SELECT 売上年, 1, "1位製品", "1位売上" FROM 売上ランキング横
 UNION SELECT 売上年, 2, "2位製品", "2位売上" FROM 売上ランキング横
 UNION SELECT 売上年, 3, "3位製品", "3位売上" FROM 売上ランキング横
 UNION SELECT 売上年, 4, "4位製品", "4位売上" FROM 売上ランキング横
 UNION SELECT 売上年, 5, "5位製品", "5位売上" FROM 売上ランキング横
)
INSERT INTO 売上ランキング縦
  SELECT * FROM M;

ポイントはUNION 演算子で各SELECT文の結果を統合しているところです。
UNION演算子は、各SELECT文の結果を縦方向に繋ぎ合わせるような働きをします。
この時、重複するようなレコードが存在したら1レコードに纏められます。
重複を許したい時は“UNION ALL”演算子を使ってください。

以下の例でその違いを見てもらえればいいかな。

簡単なUNION、UNION ALLの例

 SQL> CREATE TABLE X( ITEM CHAR(2), VAL NUMBER(1,0) );
 
 表が作成されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> INSERT INTO X VALUES('A',1);
    2 INSERT INTO X VALUES('A',2);
    3 INSERT INTO X VALUES('A',1);
    4 INSERT INTO X VALUES('B',2);
 
 4行が作成されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM X;
 
 IT        VAL
 -- ----------
 A           1
 A           2
 A           1
 B           2
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM X WHERE ITEM='A'
   2  UNION
   3  SELECT * FROM X WHERE ITEM='B'
   4  ;
 
 IT        VAL
 -- ----------
 A           1
 A           2
 B           2
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM X WHERE ITEM='A'
   2  UNION ALL
   3  SELECT * FROM X WHERE ITEM='B'
   4  ;
 
 IT        VAL
 -- ----------
 A           1
 A           2
 A           1
 B           2
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

UNION ALL では全レコードが出力されていることがわかります。
UNION では ( 'A' ,1 )のレコードが統合され1レコードのみになっています。

UNION ALLの方が好み(重複を検出する負荷が無い分速くなる)だが対象テーブルの構造による。売上ランキング縦のクエリ結果は重複しないのでどちらでもよい。

次の例への下準備

 先輩:「さっきの縦テーブルにだいずとここあ追加しといてくれない?」
 後輩:「わかりました」

  SQL> INSERT INTO 売上ランキング縦 VALUES('2007', 3, 'だいず', 100);
     2 INSERT INTO 売上ランキング縦 VALUES('2007', 2, 'ここあ', 290);
 2行が作成されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM 売上ランキング縦 ORDER BY 売上年, 順位;
 
 売上       順位 製品             売上
 ---- ---------- ---------- ----------
 2004          1 みかん             40
 2004          2 りんご             37
 2004          3 ばなな             24
 2004          4 すもも             15
 2004          5 ぶどう              5
 2005          1 みかん             60
 2005          2 ばなな             30
 2005          3 りんご             29
 2005          4 すもも             10
 2005          5 ぶどう              3
 2006          1 みかん             90
 2006          2 まんごー           88
 2006          3 さくらんぼ         70
 2006          4 ぶどう             10
 2006          5 めろん              6
 2007          2 ここあ            290
 2007          3 だいず            100
 
 17行が選択されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

 後輩:「テレビすげーなぁあ…」

テレビの影響ってすごいね。「だいず」と「ここあ」って例の番組で出てたやつじゃないか?(^^

当時絶大な視聴率を誇る(今となってはその数字も信じてよいものなのかどうか定かではないが)お昼のテレビ情報番組があり、ここで紹介された商品や製品はその日のうちに買い求められて品薄になり翌日には在庫が尽きる、と言うおかしな事が起きたんだよ。

テーブルの縦→横変換

 先輩:「ごめん、さっき横長テーブル消しちゃったんだわ。縦長テーブルからデータ作り直してくれる?」
 後輩:「てめーぶん殴る」
 先輩:「3倍返ししてもいいなら殴って良いぞ」

どうやって縦方向のレコードを横に並べるか。横に繋ぐSQL構文を探しても多分見つかりません。

 「じゃあ、キーでOUTER JOINをやるか…」

それでもいいんですけどね。ちょっとした工夫で OUTER JOIN はいらなくなります。
それに、状況によってはOUTER JOINで結合できない事もあるのです。OUTER JOIN抜きでやってみましょうか。

たとえば、次のようなSQLを実行してみます。

基本的考え方

 SQL>  SELECT 売上年 , CASE 順位 WHEN 1 THEN 製品 ELSE '' END AS "1位製品", CASE 順位 WHEN 1 THEN 売上 ELSE NULL END AS "1位売上"
   2                 , CASE 順位 WHEN 2 THEN 製品 ELSE '' END AS "2位製品", CASE 順位 WHEN 2 THEN 売上 ELSE NULL END AS "2位売上"
   3                 , CASE 順位 WHEN 3 THEN 製品 ELSE '' END AS "3位製品", CASE 順位 WHEN 3 THEN 売上 ELSE NULL END AS "3位売上"
   4                 , CASE 順位 WHEN 4 THEN 製品 ELSE '' END AS "4位製品", CASE 順位 WHEN 4 THEN 売上 ELSE NULL END AS "4位売上"
   5                 , CASE 順位 WHEN 5 THEN 製品 ELSE '' END AS "5位製品", CASE 順位 WHEN 5 THEN 売上 ELSE NULL END AS "5位売上"
   6      FROM 売上ランキング縦
   7  ;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40                                                                                        
 2004                       りんご             37                                                                  
 2004                                             ばなな             24                                            
 2004                                                                   すもも             15                      
 2004                                                                                         ぶどう              5
 2005 みかん             60                                                                                        
 2005                       ばなな             30                                                                  
 2005                                             りんご             29                                            
 2005                                                                   すもも             10                      
 2005                                                                                         ぶどう              3
 2006 みかん             90                                                                                        
 2006                       まんごー           88                                                                  
 2006                                             さくらんぼ         70                                            
 2006                                                                   ぶどう             10                      
 2006                                                                                         めろん              6
 2007                                             だいず            100                                            
 2007                       ここあ            290                                                                  
 
 17行が選択されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

確かに横に並ぶけどなー、なんか歯抜けだらけだし違うじゃないの?とおっしゃるあなた。
ここであなたの想像力・思考力が問われます。 このSQLの実行結果は、横に並べたと言うよりは、縦長テーブルの項目数を増やした状態と思ってください。

SELECT文中のCASE構文で、値を表示する項目の表示とダミー表示(NULL)の判定を行っています。
項目「売上年」の隣に来る項目は「順位が1位の製品」です。その判定を項目「順位」で行っています。
その隣は「順位が2位の製品」です。その判定をやはり項目「順位」で行っています。
これを5位まで繰り返せば、上記のような結果となります。

このSQLにちょっとした追記を行うだけでお待ちかねのモノが出来上がるのです。

SQL

 SQL>   SELECT 売上年, MAX(CASE 順位 WHEN 1 THEN 製品 ELSE '' END) AS "1位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 1 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "1位売上"
   2                 , MAX(CASE 順位 WHEN 2 THEN 製品 ELSE '' END) AS "2位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 2 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "2位売上"
   3                 , MAX(CASE 順位 WHEN 3 THEN 製品 ELSE '' END) AS "3位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 3 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "3位売上"
   4                 , MAX(CASE 順位 WHEN 4 THEN 製品 ELSE '' END) AS "4位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 4 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "4位売上"
   5                 , MAX(CASE 順位 WHEN 5 THEN 製品 ELSE '' END) AS "5位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 5 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "5位売上"
   6      FROM 売上ランキング縦
   7     GROUP BY 売上年
   8     ORDER BY 売上年
   8  ;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 2007                       ここあ            290 だいず            100                                            
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

今度のSQLの結果は、見事に横並びとなっています。
SQL的には項目「製品」をMAX関数に与え、項目「売上」をSUM関数に与えています。
そして、GROUP BY 句で「売上年」が同じレコードをグルーピングしています。

もう一度、最初のSQLの結果の売上年“2004”の部分を見てみます。

MAX関数は、グルーピングされた項目内で、一番大きな値を持つ項目を返します。
これは数値のほか、文字列でも可能で、文字列の場合は「文字コード&文字列長さ」により大小関係が計算されます。
SUM関数は、グルーピングされた項目の集計を行った結果を返します。

1位製品の部分を見ると、「みかん」の他は全て長さゼロの文字列(NULL)です。MAX関数は みかん と 長さゼロの文字列 の中から最大値である みかん を選び出します。
1位売上の部分を見ると 40 の値がひとつだけで後は全てNULLです。SUM関数は 40 と NULL を集計します。NULLは計算の対象とされないので、40 が結果となります。

Oracleでは長さゼロの文字列はNULL扱い。今回の用途ではどちらでも問題は無い。

同じように2位~5位もMAX関数およびSUM関数で計算され、結果、売上年単位で集約された1レコードに変換されます。

この結果を横長テーブルへ入れればよいのです。

 SQL> INSERT INTO 売上ランキング横
   2    SELECT 売上年 , MAX(CASE 順位 WHEN 1 THEN 製品 ELSE '' END) AS "1位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 1 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "1位売上"
   3                 , MAX(CASE 順位 WHEN 2 THEN 製品 ELSE '' END) AS "2位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 2 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "2位売上"
   4                 , MAX(CASE 順位 WHEN 3 THEN 製品 ELSE '' END) AS "3位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 3 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "3位売上"
   5                 , MAX(CASE 順位 WHEN 4 THEN 製品 ELSE '' END) AS "4位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 4 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "4位売上"
   6                 , MAX(CASE 順位 WHEN 5 THEN 製品 ELSE '' END) AS "5位製品", SUM(CASE 順位 WHEN 5 THEN 売上 ELSE NULL END) AS "5位売上"
   7      FROM 売上ランキング縦
   8     GROUP BY 売上年
   9  ;
 
 4行が作成されました。
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM 売上ランキング横 ORDER BY 売上年;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 2007                       ここあ            290 だいず            100                                            
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

追加した 2007 年のレコードもきちんと処理されました。

注意点

横に並べる為には、横に並べる順番を示す項目が元のテーブルに存在しなければなりません。
本例では、項目「順位」を使いました。

追記:OUTER JOINで書く場合

当時、OUTER JOIN を推す人が居たので、ダメになる場合を説明したけど理解してもらえなかった。なので追加した次第。

OUTER JOIN で書くとどうなるかという話。
1位~5位の各レコードを別けて個別に仮テーブルとみなしそれらをJOINする、という流れで書いたのが以下。

 SQL> SELECT A.売上年
   2        ,A.製品 AS "1位製品"
   3        ,A.売上 AS "1位売上"
   4        ,B.製品 AS "2位製品"
   5        ,B.売上 AS "2位売上"
   6        ,C.製品 AS "3位製品"
   7        ,C.売上 AS "3位売上"
   8        ,D.製品 AS "4位製品"
   9        ,D.売上 AS "4位売上"
  10        ,E.製品 AS "5位製品"
  11        ,E.売上 AS "5位売上"
  12    FROM
  13     ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=1 ) A
  14        LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=2 ) B ON (A.売上年=B.売上年)
  15         LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=3 ) C ON (B.売上年=C.売上年)
  16          LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=4 ) D ON (C.売上年=D.売上年)
  17           LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=5 ) E ON (D.売上年=E.売上年)
  18   ;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

Oracleっぽくない、って言う事であるなら以下でもいい。

 SQL> SELECT A.売上年
   2        ,A.製品 AS "1位製品"
   3        ,A.売上 AS "1位売上"
   4        ,B.製品 AS "2位製品"
   5        ,B.売上 AS "2位売上"
   6        ,C.製品 AS "3位製品"
   7        ,C.売上 AS "3位売上"
   8        ,D.製品 AS "4位製品"
   9        ,D.売上 AS "4位売上"
  10        ,E.製品 AS "5位製品"
  11        ,E.売上 AS "5位売上"
  12    FROM ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=1 ) A
  13        ,( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=2 ) B
  14        ,( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=3 ) C
  15        ,( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=4 ) D
  16        ,( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=5 ) E
  17   WHERE A.売上年=B.売上年(+)
  18     AND B.売上年=C.売上年(+)
  19     AND C.売上年=D.売上年(+)
  20     AND D.売上年=E.売上年(+)
  21   ;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

問題がお判りであろうか。…そう、2007年のレコードが無い。
2007年のデータは、2位と3位のレコードしかない。よって、1位の仮テーブルを作ると2007年のレコードは存在しないので、後続の仮テーブルにいくら2007年のレコードが存在しても結合が出来ない事になります。

つまり、欠損レコードが存在する場合にはそれを補う様なレコードを補填しない限り意図通り結合は出来ないのです。

欠損を補う例としては以下の様な方法があります。

 SQL> DESC 売上年;
  名前                                      NULL?    型
  ----------------------------------------- -------- ----------------------------
  売上年                                             VARCHAR2(4)
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT * FROM 売上年;
 
 売上
 ----
 2004
 2005
 2006
 2007
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> SELECT T.売上年
   2        ,A.製品 AS "1位製品"
   3        ,A.売上 AS "1位売上"
   4        ,B.製品 AS "2位製品"
   5        ,B.売上 AS "2位売上"
   6        ,C.製品 AS "3位製品"
   7        ,C.売上 AS "3位売上"
   8        ,D.製品 AS "4位製品"
   9        ,D.売上 AS "4位売上"
  10        ,E.製品 AS "5位製品"
  11        ,E.売上 AS "5位売上"
  12    FROM
  13     ( SELECT 売上年 FROM 売上年 ) T
  14       LEFT OUTER JOIN( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=1 ) A ON (T.売上年=A.売上年)
  15        LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=2 ) B ON (T.売上年=B.売上年)
  16         LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=3 ) C ON (T.売上年=C.売上年)
  17          LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=4 ) D ON (T.売上年=D.売上年)
  18           LEFT OUTER JOIN ( SELECT 売上年, 製品, 売上 FROM 売上ランキング縦 WHERE 順位=5 ) E ON (T.売上年=E.売上年)
  19   ;
 
 売上 1位製品     1位売上 2位製品     2位売上 3位製品     3位売上 4位製品     4位売上 5位製品     5位売上
 ---- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ----------
 2004 みかん             40 りんご             37 ばなな             24 すもも             15 ぶどう              5
 2005 みかん             60 ばなな             30 りんご             29 すもも             10 ぶどう              3
 2006 みかん             90 まんごー           88 さくらんぼ         70 ぶどう             10 めろん              6
 2007                       ここあ            290 だいず            100
 
 経過: 00:00:00.00
 SQL> 

結合のキーは 売上年 なので、全売上年を保持しているテーブル「売上年」を作りました。 このテーブルに1位~5位の仮テーブルを結合させています。

処理相手となるデータの性質をきちんと踏まえたうえで、どの様なクエリを出すべきか考えなくてはいけません。 機械的に「縦横変換はこのクエリ!」という風にはいかないので、注意が要ります。

旧ページコメント