2016/07/31
SEGAのオンラインゲーム PSO2 のSecure OTP廃止アナウンスがあったので、Google認証システム導入を実施。その際のメモ。
SEGAのオンラインゲーム PSO2 ではワンタイムパスワードのシステムが利用可能となっていて、運営はこれを利用する事を推奨しています。
不正ログインがあった時などの補償内容が変わるようです。
このワンタイムパスワードのシステムですが、Secure OTPとGoogle認証システムが利用可能となっています。
で。Secure OTP ですが、色々障害を起こしていたためかPSO2では2016年9月末で廃止が決まってしまいました。
ワンタイムパスワード利用を止めてもいいのですがその場合ゲーム内の特典が利用できなくなり(運営もこれを餌に導入を促しているところもあったりします)それはそれでちょっと困ります。
そうすると選択肢は「Google認証システム導入」しかありません。
導入が済むまではSecure OTP アプリを削除してはいけません。SEGA ID管理ページにログインできなくなってしまいます。
Google認証システムアプリケーションを使用するスマートフォン(Android、iPhone、Blackberry)にインストールします。
私はAndroid端末を使っているのでGoogle Playから「Google認証システム」をインストールしました。
似た名称の怪しいアプリがいっぱいあったので注意しましょう。デベロッパーが Google Incかどうか確認を忘れないように。
次にSEGA IDの管理ページにログインし、ワンタイムパスワード設定のページに移動します。
…SEGA IDの管理ページってどこや? わかり辛いところにあります。
Secure OTP を設定している人はワンタイムパスワードを聞かれるシーンがあるのでそこで入力。
ログインできたら登録情報管理のページに移動しましょう。移動前に秘密の質問やらメールアドレスやらを入力する必要があります。
そして移動した先の一番下のあたりにこんな表示があります。
Secure OTP を使っているのでこちらにチェックが入っています。
Google認証システムの『ワンタイムパスワード設定』ボタンを押します。
2次元バーコードは使わなくて大丈夫。シークレットキーが重要。
Google認証システムアプリを起動し『設定を開始』をタップします。
『提供されたキーを入力』をタップします。
SEGA IDとシークレットキーを入力します。正しければ確認コードが表示されます。
スマートフォンに表示された確認コードを入力します。今回の例だと642439を入力します。
確認コードには有効期間があるので有効期間内に入力しましょう(右端のタイマー表示が有効期限終了までの残り時間を示しています)
確認コードが正しく入力されると、ワンタイムパスワード解除コードが表示され登録が完了します。
解除コードは機種変更等でスマートフォンを変更する場合に必要になります。
Google認証システムが選択されている事を確認して設定は無事終了。
Secure OTP の設定はそのまま生かしておいても大丈夫です。 もし継続してSecure OTP を使いたければチェックをSecure OTPに戻しておくことで今まで通りSecure OTPでワンタイムパスワードが使えます。Secure OTPが廃止されればそのままGoogle認証システムに切り替わります(と説明がされています)